2008年8月アーカイブ

Webマーケティング,Eコマースのブログですが、その手の本はあんまり読みません...。
まあ、その手の情報は仕事の中で得られることのほうが多いし。いいんです。

ということで、今日の書評はこれです。

最強ヘッジファンドLTCMの興亡

伝説のヘッジファンドLTCM、ご存知ですか?

詳しくは、本書を読んでいただくとして、ざっくりいうと、2人のノーベル経済学賞を含めた数学の天才たちが自分たちの能力を最大限に活かしながら、債券市場で稼ぎまくったあげくに、最後は破綻の危機に陥る。という話です。

非常に読みやすく、後半の緊迫感がリアルに伝わる一冊でした。

アラン・グリーンスパンの評価が散々なのが、意外でした。
波乱の時代」読んで印象よかったんだけどなー。

googleキーワードツールの便利さは、以前にも書きましたが、同じようなツールは他にもあります。

googleキーワードツールのほかに、僕が使っている代表的なものは、以下の2つです。

フェレットプラス
http://ferret-plus.com/

キーワードハンター
http://www.kwhunter.com/

googleキーワードツールにはない、シンプルさがあります。
気軽に調べたいときや、複数のツールで確かめたいときなどに使用します。

ぜひ、お試しあれ。

まあ、今さらあらためて書くこともないんだけれど。

Google AdWords : キーワードツール

やっぱ、便利です。基本です。

世間で検索されているキーワードの数を見ることが、顧客ニーズをつかむことだということが、Webマーケティングの世界にいないと、なかなか理解されない...。

ざっくり言うと、
Googleキーワードツール → 顧客ニーズを調べる (池は大きいか、魚がどれだけいるか)
Google検索 → 競合を調べる(検索結果の件数で) (他に釣り人がどれだけいるか)

このツールを使う目的は、
1、そのキーワードのニーズがあるかを知る
2、関連ワードで他にどんなニーズがあるかを知る
3、ずばり、どの言い方がいいかを知る


どれだけ穴場の釣りポイントを見つけるかです。

7,231億円

参照:総務省モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果

総務省発表の最新データを見てみますと、モバイルコマース市場は以下のような推移になっています。

ものすごい成長です...。

ちなみに物販部分だけで、前に書いた日本のEコマース市場に対する割合で言うと、
3292億円(物販のみ抜粋) ÷ 2兆6,082億円(物販のみ抜粋) = 12%

感覚的な割合でいくと、そんなもんですかね。
でも、モバイルで誰がどんなものを買ってるんだろう?
いまいち、つかみきれていない...。

10000時間

10000時間の努力は、DNAレベルで持っている本来の能力を超える力を秘めているそうです。
石の上にも三年とは言ったもので、何事も10000時間の努力を重ねれば何でもプロになれるってことです。

10000時間 - Google 検索

一日三時間の努力で10年。
僕はこの業界でやっとプロになれたかな?

10000時間の先がどうなるのか知ってみたいです。
極めた後にキャリアチェンジすべきか、しないべきか。
気の多い僕としては、違う道も極めてみたい。

0円~数千万円

ピンからキリまでとは、まさにこのことで...。

何がいいですか?とよく聞かれるけど、規模によって大きく変わります。
名の知れたEコマースサイトでもない限り、無料のGoogleアナリティクスでいいと思うけど。

大企業が使うアクセス解析ツールは、VisionalistSiteCatalystRTmetricsあたりをよく耳にしますね。

言うまでもなく、アクセス解析ツールは使いこなしてなんぼです。
よっぽどのEコマースサイトで体制が無い限り、上記のツールを使いこなすなんて至難のワザです。

アクセス解析ツール使っていないのは論外。売る気ナシと言われてもしょうがない。
まずは、お試しで無料ツール使って、よく使いそうな機能を検証するところからでしょー。

その他、無料のアクセス解析ツールだと、以下が参考になります。
高機能の無料アクセス解析ツールを10個まとめて比較 - WEBマーケティング ブログ

あ、ちなみによくアクセス解析セミナーとかやってるけど、あんなの行くぐらいならGoogleアナリティクス使いまくってたほうがよっぽど勉強になります。業者の営業でしかないんだし。

RFM分析をご存知だろうか。 EコマースにおけるWebマーケティングを行ううえで、非常に有効な分析手法だと思うので、紹介しておきます。

R(recency:最新購買日) 直近いつ買ったの?
F(frequency:累計購買回数) どれぐらいの頻度で買ってるの?
M(monetary:累計購買金額) いくら使ってるの?

この数字を顧客ごとに出すわけです。 とはいっても、顧客一人づつ出してもまとまりがないので、ある程度カテゴライズしてやる必要があります。

このカテゴライズ方法は販売している会社や商品によりますが、簡単に行うためには「Eコマース購入者の中身」で書いたものを元に、

・ライブ顧客(一年以内に購入した顧客) ・休眠顧客(二年以内に購入した顧客) ・休眠顧客(三年以内に購入した顧客) ・休眠顧客(三年以上購入のない顧客) ・新規顧客(まったく初めて購入した顧客)

ぐらいに分けてやればいいのではないでしょうか。

↓こんな感じです。

2006年 2007年 2008年
ライブ顧客 対象人数 ***** ***** *****
リピート回数 ***** ***** *****
購入単価 ***** ***** *****
休眠顧客(一年) 対象人数 ***** ***** *****
リピート回数 ***** ***** *****
購入単価 ***** ***** *****
休眠顧客(二年) 対象人数 ***** ***** *****
リピート回数 ***** ***** *****
購入単価 ***** ***** *****
休眠顧客(三年) 対象人数 ***** ***** *****
リピート回数 ***** ***** *****
購入単価 ***** ***** *****
新規顧客 対象人数 ***** ***** *****
リピート回数 ***** ***** *****
購入単価 ***** ***** *****

それぞれを入れていけば、強いところ弱いところがハッキリとしてやるべきことが見えてくるはずです。

なかなか面白かった。
少しだけピックアップしてみると、

■人は真ん中を選ぶ傾向にある
天丼の上を売りたければ、並・上・特上のラインナップにすればいいのと一緒。
■人はある程度投資すると引くに引けない
新幹線の南びわ湖駅問題がわかりやすいですね。
■人は一度保有すると手放したくなくなる
試供品を使って、また買うのはこのいい例ですね。

みたいな感じで、本来なら到底合理的だと思えない判断を人はします。
それが事例も含めて書かれているので、Webマーケティングにも大いに役立ちます。

ただ、翻訳がよくないので少々読みにくい...。


言うまでもなく、メールはWebマーケティングにおける重要なツールです。
顧客へ直接アプローチできる唯一の武器ではないでしょうか。
(RSSなどのツールもありますが、実用化には程遠い...)

Eコマース運営者にとって、メールは強い味方となります。
が、乱発するとコンバージョン率が下がってしまう...。

そのさじ加減が難しい。。

全体の売上に占めるメール経由の売上はどれぐらいが妥当なのか。
感覚的には10%~15%ぐらいじゃないですかね。

瞬間的には売上は取れるけど、そればっかりに頼ってしまうと押し付けになるから。
あくまでも、メールは顧客にとっての情報でなければなりません。
Eコマースショップの都合で出すようになるとよくないと思います。

EコマースにおけるWebマーケティングを検討する際、避けて通れないのが、売場(Webサイト)です。ここにどれぐらいの経費をつっこめばよいのか。普通の人にはわからないことだと思います。

個人的にはかけないで済むなら、かけないに越したことはない。少なくとも最初のうちは。
前から言っているように店舗だろうが、Webだろうが、本質的には商品やサービスだから。
最低限のサービスさえ提供できれば、最初は売場に金はかけるべきではない。

が、一応Web制作における相場感がまとめられたサイトがあるので、掲載しておきます。
あくまで目安です。

○○円ならどこまでできる!? ウェブサイト制作の相場早見表 | Web担当者Forum

これが、高いと思うか安いと思うかは、あなたがやろうとするビジネスに対してどれぐらいのインパクトがあるか、です。それよりも重要なのは、このあたりの価格感をはじき出せるぐらいの知識がないとつらいなあ、と。

直帰率とは、Webサイトに訪れた人が1ページだけ見て出て行ってしまう人の割合です。

直帰率=1ページだけ閲覧した人÷Webサイト訪問者

では、Eコマースにおける直帰率はどれぐらいが妥当なのでしょうか。
40% 以下に抑えたいと一般的には言われているようです。

「直帰率が40%」は高いのか、低いのか... 直帰率との付き合い方:MarkeZine(マーケジン)

現場的には、40%に抑えられたら上出来...。


直帰率がの変動に一喜一憂するのは本末転倒です。
大きいキーワードほど直帰率は小さくなるし、小さいキーワードほど直帰率は大きくなります。
より小さいキーワードで訪れる人が増えれば、直帰率が増えるのは当り前です。
顧客が求めるものが狭ければ狭いほど、サイトとして受け入れられる範囲も小さくなるから。

直帰率は目安程度に見ておけばいいんです。

Eコマースの場合、どうしても発生するのが送料問題です。
これは、Eコマースサイトのポリシーになってきますが、顧客が送料を強く意識していることは間違いありません。

かといって、送料をもらわないと収益が悪化します。
そこで、○○○円以上購入で送料無料となります。

この送料無料金額設定はキモなんです。
例えば、商品を2つ買ってちょっと足りないぐらい、どうせだったらもう一個。
という具合に顧客単価に大きく影響を与えますね。

送料無料金額の設定があるにも関わらず、送料を払って購入している人はどれぐらいいるんでしょうか。かなりマニアックな数字ですが...。

いろいろなところに聞いてみたり、経験的には購入者の 20%?30% ぐらいが送料を払っている感じです。

意外と少ないと思いません?
送料無料金額の設定で顧客単価アップも謀れます。

100万円の原資があったとして、どう使うかはマーケッターの腕のみせどころ。
そのまま抽選で1名様にあげてもよし、100人で1万円づつ分けてもよし、魅力的な商品をプレゼントにしてもよし。

経験的には、よほど手に入りにくいモノや話題のモノであれば、それをプレゼントしてしまうのがいい。

女性は確実にもらえるほう、男性は夢を買うほう、を選ぶ傾向にあるかなあ。

女性:1万円を100名様へ
男性:100万円を1名様へ

それぞれ選ばれる可能性が高い。

むしろ、重要なのはどれだけプロモーションできる(知ってもらう)か。

前にも記事でアップセルとクロスセルの話を書きました。

購入単価をあげようとする際には避けて通れない話ですが、自分自身、商材によってアップセルするのか、クロスセルするのか向き不向きがある気がしているので、まとめておきます。

クロスセルしやすいもの:
日常商品で単価が安いもの。→ 「ついでに買っとこか」

アップセルしやすいもの:
普段買わず数年に1回程度の単価の高いもの。→ 「どうせ買うんやったら」

クロスセルしやすいものは、本とか衣料品とか、電化製品の備品とか。
アップセルしやすいものは、家電とかクルマとか家(デカすぎる...)とか。


だから、Eコマースでやりやすいのは、おのずとクロスセルとなるんですね。
なんとかアップセルできないかな...。

Webマーケティングとも、Eコマースともまったく関係ないけど...。
この前、読んだ本に書いてあったのでメモメモ。

お金持ちの定義はなかなか難しくて、例えば年収1億稼いでいる人でも、毎年1億使っていたら、たぶん生活は楽ではないだろうし。年収500万の人が何千万もの貯金をしている場合もある。

で、自分の年収から割り出せるのが、期待資産額というものらしい。

期待資産額=年齢×年収÷10

例えば、35歳、年収600万の場合、2100万円よりも貯蓄があれば、金持ち(蓄財優等生)。なければ、貧乏人(蓄財劣等性)と位置づけられるそうです。

ほとんどの人が貧乏人でしょっ!
ま、目安です。


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